作品詳細
✍️作者:宮田トヲル先生
🏢出版社(発行):英和出版社
📖レーベル:デイジーコミックス
📚巻数:全2巻(完結)

──1日かぎりの「ごっこ」でも構わないから。
林間学校の夜、王様ゲームで決まった罰ゲーム。
指名された2人が「一日恋人として過ごす」こと。
選ばれたのは、女子からモテるけど何を考えているか分からない多田と、
不器用だけど世話焼きでいじられキャラの守谷。
恥ずかしくて仕方ない守谷とは裏腹に、
珍しくノリノリで慣れた感じで甘々に接してくるくる多田。
実は2人、罰ゲームの前から少し特別な関係があった。
守谷は別名『多田係』
しょっちゅうサボる多田を授業に参加させるために、学校中を走り回っていた。
何度サボっても追いかけてくる守谷のことが多田は不思議だった。
そしていつしか、多田にとってその時間が大切になっていた。
でもそれと同時に守谷の視線の先にあるものに気がついてしまった。
守谷は絶対に実ることのない、不毛な片思いをしていたのだ。
それを指摘すると守谷は困ったような顔をして、
諦めていることだからないしょにして欲しいと話した。
そんな守谷に対して、複雑な思いを抱く多田は罰ゲームの延長を提案する。
一方の守谷は、叶わぬ片思いには既にカタをつけていた。
それどころか、同性同士で両思いになるなんてかなりハードルが高いと諦めていた。
正直、フリだっていいから恋人がいる高校生活をしてみたかった。
罰ゲームと割り切って、本気で好きにならなければ、良い思い出になるんじゃないか。
「ごっこだって分かってれば不毛じゃない!」
だから守谷は戸惑いつつも多田の提案を受け入れることにした。
遊びの延長と分かっていても、
どこかで本気になっていく、二人の距離感がたまらない…
── 冷めてしまうなら、最初から…
多田にはずっと人とは違う感覚があった。
勉強も運動も趣味も、やればなんでもできた。
最初は楽しいのに、後は冷めるだけ。
好きなものは必ず熱を失っていく。
そんな自分が嫌いで、特別なものは作らないでおこうと思っていた。
それなのに守谷だけは、違った。
守谷を手放したくない。
でも、自分を信用できない。
このまま好きになって、またいつか冷めてしまったら…
だから、自分の気持ちにも守谷の気持ちにも蓋をした。
── なんかもう、あーあってかんじ。
私はこの題名がものすごく秀逸だなと思いました。
守谷、多田、周りの友達、読者。
みんなが共通して言いたくなるセリフだからです。
ただ、この言葉の意味は立場によって大きく変わります。
なんかもう『 』ってかんじ。
皆さんは読んだとき、どんな言葉が浮かんできたでしょうか。
ぜひ教えてもらいたいです。
個人的に、宮田トヲル先生の書くキャラがツボすぎて
心の鼻血が止まりませんでした。
あぁ、2人を見守る壁になりたい…
──こんな人におすすめ
・温度差のある2人がじわじわ近づいていく過程が好きな人
・冷めた性格の人が本気になる瞬間にぐっとくる人
・友人たちとのテンポの良い掛け合いも一緒に楽しみたい人
・1冊の中で関係性がしっかり進む満足感のあるBLを読みたい人


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