ずっと君のターン 感想(ネタバレなし)|”ダサい自分”を隠したままじゃ、恋は始まらない。

3_キュンとするBL

前ヲタク必見!みんな胸張って生きてこうな😭の1冊。

パリピで明るくて、誰とでも仲良くなれるコウ。
でもその正体は、隠れオタクで、隠れゲイ。

「オシャレな彼氏がほしい!」
そのために、大学デビューしてパリピに擬態している。

そんなコウの前に現れたのが、
THEオタクの田中だった。

田中に対するコウの振る舞いは、なかなかにひどい。

田中の隣にいると自分らしくのびのびできるし、
メリットも多い。
でも自分よりダサいって下に見てる。
なんなら、好意を持たれていることに
あぐらをかいて気をもたせるまである。

でも——それが、すごくリアル。
コウはすごく卑屈だけど、同時に人間くさくもあると思った。

一方の田中は、人と自分を比べない。
人も趣味も、好きなものは好き!という強さがある。


田中は最初から最後まで、
コウのオタクな部分も、隠してる部分も、
全部ひっくるめて肯定してくれる。

一途に、まっすぐに。

それでもコウは揺れ続ける。
揺れながら、少しずつ気づいていく。

コウが本当に求めていたものは、
最初から「オシャレな彼氏」なんかじゃなかったのかも…。

そもそも、隠してきた”ダサい自分”って、
見た目のことだったんだろうか。


読み終わったとき、そこに気づかされる。

田中は変わらない。
でもコウの”見え方”が変わる。

それからもう一つ。
実は田中——ただの”いい人”じゃない。
さりげなく距離を詰めてくるし、押した後に引いてくる。

カードゲームみたいに、
手を替え品を替え
戦略的にコウを攻め落とそうとする。

コウは、好意を持ってくれた
田中をあなどっているけど、
田中は何枚も上手。
手のひらで転がされている。

実は、この恋……ずっと田中のターンだったのだ😁

こんな人におすすめ
・自分の「ダサい部分」を隠してる人
・自分の好きに鈍感な人
・「理想の恋」と「本当の恋」がズレたことある人
・キュンだけじゃなくちゃんと刺さる話が読みたい人。

この作品が気に入ったら
「ずっと君のターン」はスピンオフ作品。
スピンオフ元「めめしいアクとあざといスウ」は、
愛が重すぎる泣き虫イケメン×あざと可愛いビッチ受けの
パニックラブコメディ。
読む順はどちらからでも楽しめるけど、
アクスウ→君タンの順で読むと伏線に気づいて「あっ!」ってなる。
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