イラつく素肌 感想(ネタバレなし)|真っ白な肌が、熱を帯びて赤く染まる

3_キュンとするBL

作品詳細
✍️作者:沖田有帆先生
🏢出版社(発行):双葉社
📖レーベル:comic marginal
📚巻数:全1巻 

── 正反対な二人、最悪な出会い

家から大学まで毎日走って往復する。
講義中もボールを触り続ける。
プレー中は一切笑わない。

それが瀬戸洋介のあたりまえだった。

ある日練習に行くと、
コートで女子といかがわしいことをしている
チャラ男と出会う。
そこにひょっこり現れたコーチが言う。

「海本くんが瀬戸くんの新しいペアだよ」

明らかに練習していないであろう真っ白な肌。
舐めた態度。

「難しい人は難しい人同士、ペアになりなさい」

これ以上ない、最悪な出会いだった。

── 才能と努力、水と油の二人

どうせ弱いだろうと侮る気持ちで勝負することになった。
ちゃら男こと海本は笑って言う。

「オレより弱いでしょ」

ビーチバレーに全力で向き合ってきた自分ごと否定されたようで、腹が立った。

でもコートの上の海本は、自由に踊っているような軽やかさがあった。
練習量だけでは測れない才能を、目の当たりにする。

真っ白な肌が、熱を帯びて燃えるように赤く染まっていく。
イラつきながらも、なぜか目が離せなかった。

── それぞれの理由を抱えて

ビーチバレーが好き、そんな理由で洋介はプレイしていない。
とある理由から、とにかく勝つことだけに執着している。

予想外にも、海本はその事情を聞いても馬鹿にしなかった。

海本は海本で、ビーチバレーは好きなのに虚しさや孤独を感じてやめてしまっていた。
チャラくて飄々としているように見えた彼にも、事情があったのだ。

共同生活の中で心と体を重ねて、お互いへのリスペクトが生まれ、
目的を共有して練習することで、ビーチバレーが今までになく楽しくなっていく二人。

信頼が芽生え始めた時、あるペアとの出会いが二人の関係を大きく変える。

── 分かりあうために必要なこと

人と人が縁を結ぶ時、
相手への要求や価値観の違いなど、
必ず軋轢は生まれるもの。
そこから逃げるのか、向き合うのか。

スポーツを通して絆を紡ぐ、ケンカップルの青春BL。
スカッと爽快な二人の熱を、ぜひ浴びてみてください。

こんな人におすすめ

  • スポ根×BLの組み合わせが好きな人
  • 天才×努力家の反発からはじまる関係に燃える人
  • 孤独を抱えたキャラクターの話に弱い人
  • 夏の熱量ある1冊が読みたい人

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