ワンダーラブは真夜中に 感想(ネタバレなし)|眠れない夜に会いたい人。

3_キュンとするBL

作品詳細
✍️作者:熊猫
🏢出版社(発行):大洋図書
📖レーベル:H&C Comics iHertZシリーズ
📚巻数:全1巻

── セーブポイントみたいに、あの日に戻ってやり直したい

何でもないときに、突然思い出して
叫び出しそうなほど苦しくなる。
あの日、あの時に戻って無かったことにできたら…

そんな黒歴史が、誰にでもあると思います。

どこにでもいる平凡な会社員、八代は転職した先で
見るたびに黒歴史を思い出す相手(一色)と再会してしまう。

一色は自分のことも出来事も覚えていないのか、
何事もないように接してくる

八代の方は、生傷に塩を塗られるように
顔を見るたびにあの日の後ろめたさに囚われてしまう。

できるなら、
なるべく接点を持たずに過ごしたいと願っていた。

── 大事な人を作るのが怖い、それでも

そのことがきっかけか、
最近また悪夢を見るようになってしまう。
大好きなゲームの主人公として自分は存在し、

なぜか毎日夢に現れる一色。
現実とは真逆に自分をでろでろに甘やかしてくる。
長年の不眠症がさらに悪化し、
眠れない長い長い夜が続く。

薬や環境の調整を試してみてもダメ。
唯一の対処法が、誰かと肌を合わせること。

彼の行動は快楽からじゃなくて、逃避だから
後腐れのない楽な関係を望んでいる。
リピートなしのその日限りの相手を探す。

淡々と続くその生活が、逆に痛い。

昼の顔と夜の顔、そのどちらでもない
誰にも見せない空白が
八代の孤独の本質なのかもしれない。

── 離れたいのに離れられない

どこか危なっかしい八代のことを
放って置いてくれない一色。

純粋に上司としてなのか
お節介なほどに寄り添ってくれようとする。

とうとう、添い寝まで申し出てくる始末。

職場で毎日会うし、拗らせるとめんどくさい。
おまけに黒歴史を刺激してくる。

これ以上ないやっかいな相手。
遠ざけようとすればするほど
夢でも現実でも
近づいてしまう。

磁石のN極とS極みたいな2人

夢から醒めた時、
2人に起きた変化とは…

眠れない夜に会いたくなる人って
自分にとってどんな存在なのか、答えが欲しくなる一冊

こんな人におすすめ

・同年代や社内恋愛BLが好きな人
・ファンタジーBLが好きな人
・体からはじまる関係が変わる過程を読みたい人
・過去のトラウマを優しくすくい上げる話が好きな人

▼この作品を読む
Renta!で読む
紙やKindleで読みたい人はこちら→Amazonで詳細を見る
※このブログでは、実際に読んで「お金を出してもよかった。」と思えた作品だけを紹介しています。

このBLが好きな人はこちらもおすすめ
あのね、みっちゃん|遠くで輝く星は、埋もれていた僕を見つけてくれた
糸永くんの恋の糸|目に見えないものを取り扱う、もどかしさ。
もぎもぎフレンズ |何年もかけた初恋が、リンゴになって実った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました