きみ色に汚されたい 感想(ネタバレなし)|胸を焦がす幼馴染×両片思い

3_キュンとするBL

作品詳細
✍️作者:さがのひを先生
🏢出版社(発行):幻冬舎コミックス
📖レーベル:バーズコミックス
📚巻数:全2巻(完結)

ー距離ができてしまった憧れの人

幼なじみの映空(はく)は、桜海(おうみ)にとってずっとヒーローだった。
頼りになって、かっこよくて、大好きな存在。

でも中学生のある日を境に、
突然桜海は映空から避けるようになってしまう。

桜海の頭に浮かんだのは、
「自分がお荷物だったのかも」「気持ち悪いと思われたのかも」
という気持ちだった。

避けられたショックを抱えたまま桜海は引っ越すことになり、
映空の連絡先を消して、別れも告げずに離れた。

久しぶりに雑誌で見つけた映空は、より一層かっこよくなっていた。
もう会えないかもしれないけど
映空に釣り合う自分になりたい!
それだけをモチベーションに勉強も運動も外見を磨くことも努力を重ねた。

ー離れている間もつながっていた

大学でたまたま再会したとき、映空は桜海に気づかなかった。
桜海も、見ているだけで十分であえて声をかけなかった。

体調不良で倒れた桜海をたまたま映空が助けてくれたとき、映空が自分に気づいていたことを知る。
映空は、桜海の好物のヨーグルトを今でも覚えていて、冷蔵庫に常備していた。

その行動に全部が詰まっている。

告白でも、セリフでもない。

ただそれだけ。
でも会えない間も、映空が桜海を忘れずにいたことを教えてくれていた。

ーどうしても語りたい!この作品の魅力

桜海がうれしさで泣いたとき、読んでいるこっちも胸がギュッとなる。

憧れの人と再会できた嬉しさと、
好きな気持ちを隠さなきゃいけない切なさが、
同時に押し寄せてきて苦しい。

この作者さんは感情を読者に自分ごととして感じさせるのがものすごく上手です。
なんでかなって考えてみると
かれらが自分の気持ちに気づいた時や理由がしっかり描かれているからじゃないかなと思いました。

あと、心の動きを表情に乗せて描くのが本当に上手い。

相手のどこをかっこいいと思っているか、
どこをかわいいと思っているかが、絵だけでも伝わってくる。

個人的に5本の指に入るくらい好きな1冊です!

ーこんな人におすすめ

・幼なじみの再会ものが好きな人
・すれ違いこじらせ系に弱い人
・健気で一途な思いに弱い人
・表情で心情を表す作風が好きな人。​​

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