
密書を届けるだけのはずが、
なぜか「抱擁」も任務になった。
老中に仕える隠密・沼助が命じられたのは、
若殿への密書の配達。
——のはずが、
「これもしかと伝えよ」と抱擁され、
さらに任務は接吻へとエスカレートしていく。
いや、何をさせられてるのか。
でも沼助は真面目だ。
「これには深い意味があるはず」と、
命懸けで遂行しようとする。
そのズレが、とにかくおかしい。
そして一生懸命なだけに、可愛くてたまらない。
老中×隠密×若殿という三角関係も他にない設定で、
かなりクセがあって異色。
笑えるのに色気もある。
無骨だった沼助が
少しずつ表情を変えていく過程も見どころ。
疲れた夜、何も考えずに笑いたいとき。
ちょっとおかしな世界に浸りたい人に、
迷わず渡せる一冊。
短編37ページで
サクッと読めるのも嬉しいところ。
面白かったら
続編「隠密大江戸春情録」が全5巻で完結しているので、
そのまま沼助の世界に沈んでいける。
こんな人におすすめ
・笑えるBLが読みたい人
・王道の恋愛より「なんじゃこれ」な体験がしたい人
・時代劇・お江戸の雰囲気が好きな人
・短編をサクッと読みたい人。

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