アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋 感想(ネタバレなし)|初めての恋は自分を不器用にさせる

3_キュンとするBL

完璧に見える人ほど、
初恋には驚くほど不器用だ。

仕事も恋もスマートにこなす、誰もが振り返るアーサー。
その名にふさわしい、隙のない紳士。

仕事の都合で日本にやってきたものの、
慣れない暑さに辟易し、気持ちはどこか上の空。

そんな彼のために秘書が手配したのが、
日本語教師・時広(トキ)だった。

垢抜けない。
好みでもない。
正直、関心もない。

――はずだったのに。

その国の言語を学ぶいちばんの近道は、
恋をすることだという。

大切な人の、大切なものを知りたい。
それほど強く、人を突き動かす理由はない。

どうでもいい相手には、簡単に触れられる。
なのに「恋」だと意識した途端、指先が迷う。

誰の前でも完璧だった男が、
守りたいのに、遠ざけてしまう。

その不器用さが、
たまらなく愛おしい。

こんな人におすすめ
・余裕のある男が崩れる瞬間に弱い人
・大人の初恋という響きにときめく人
・静かなキュンをじっくり味わいたい人
・完璧な人の“不完全さ”に惹かれる人

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