またね、神様 感想(ネタバレなし)|君の隣にいるためにできることを探して

2_色気と濃度高めBL

※重めです。元気がないときは無理をしないでください。

同じ人間を、神様みたいだと思ってしまう。


それは救いかもしれない。
でも同時に、ゆがみでもある。

尊敬とは少し違う。
もっと切実で、もっと危うい感情。

この物語の核にあるのは、依存。
依存は、世界の輪郭を静かに歪ませる。

「あなただけが分かってくれればいい」
そう願った瞬間、世界は小さく閉じる。

ふたりでいれば幸せなはずなのに、
このままでは相手を壊してしまうと気づいてしまう。

だから彼は言う。

「またね。」

拒絶ではない。
逃げでもない。

依存のまま隣にいる未来を選ばないための、決断。

自分の足で立てるようになったとき、
もう一度向き合うための「またね」。

依存から始まった関係が、
自立を経て、愛に変わる。

重い。
でも、ちゃんと希望がある。

こんな人におすすめ
・共依存という言葉に、少し心がざわつく人
・「離れることも愛」という選択に惹かれる人
・重い感情の先に、救いを見たい人
・綺麗ごとではない関係性を読みたい夜の人
・一度手放して、もう一度出会う物語が好きな人

このBLが好きな人はこちらもおすすめ
・『ヒーリングパラドックス』|癒したいという気持ちが、愛か支配かわからなくなる話
・『夜明けの唄』|傷ついた人の隣に、気づけば立っていた話
・『ないしょのストーカーさん』|名前をつけられないほど特別な関係の話

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