作品詳細
✍️作者:再田ニカ先生
🏢出版社(発行):幻冬舎コミックス
📖レーベル:バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
📚巻数:全1巻
涙が出そうなほどあたたかくて、飛んで帰りたくなる場所。
それは君がいるところ。

ー君がいるところが僕の居場所
東京で自由に暮らす巴と、
田舎で大家族に囲まれて育ったマル。
生き方も、立ち居振る舞いも、
まったく違う二人が
ひょんなことからルームシェアを始めます。
最初はマルにまったく関心を持たない巴。
でも、マルが作った具沢山のお味噌汁をきっかけに、
二人は少しずつ言葉を交わすようになります。
この作品で印象的なのは、巴という人物の複雑さです。
クールで自立しているように見えて、
実はずっと自分の「居場所」を探しる。
マルと歩き、食べ、ぶつかり合ううちに、
自分の探していたものに気づきます。
ー大切なものは、離れていても消えない
そしてマルもまた、不器用なりに真剣です。
作中でマルはこんなことを言います。
「離れててもお互いの気持ちが一緒なら、
ずっと一緒にいることになんないすかね。
気持ちがつながってたら、
絶対のお別れなんてないすよ。」
読んだとき、ふと思いました。
ずっと一緒にいなくても、
相手を失うことにはならない。
だから大切なものに安心して手を伸ばしてもいいのだと。
居場所って、具体的な「場所」じゃないのかもしれない。
お金より、映える生活より、
そんなふうに思える誰かがいる人が、
きっと幸せなんだと思います。
食べて歩いて向き合って、
自分の居場所を見つける物語。
ぜひご覧ください。
この作品がおすすめのひと
・心がじんわりあたたかくなるBLを読みたい人
・食べることや日常の時間が大切に描かれる物語が好きな人
・派手な展開より、関係が少しずつ変わっていくBLが好きな人

この作品が好きな人はこちらもおすすめ
・『40歳までにしたい10のこと』|人生の節目で始まる大人の恋
・『お前のほうからキスしてくれよ』|不器用な距離がほどける恋
・『ないしょのストーカーさん』|執着と献身の物語


コメント