
小泉先生は、
モテモテで、
生徒にも同僚にも優しくて、
見た目はちょっとチャラい。
でも実は、陰キャで根暗。
だから、かなり無理をしている。
彼には
「こうあるべき先生像」があって、
その理想に近づくために、
日々、自分を削っているのです。
みなさんの中にも、
職場の自分と、プライベートの自分が、ずいぶん違う
……という人、いませんか?
小泉先生の癒しは、
家でひとり、趣味の時間を楽しむこと。
それなのに、同い年で隣に住む同僚・鰐渕先生は、
ぐいぐい距離を詰めてくる。
挙げ句の果てに、隠してきたことを次々とあばかれてしまいます。
「絶対に、振り回されたくない!」
そう思った時点で、
もう振り回されているのかもしれません。
自分をしっかり持っていて、
それでいて、情けない部分も丸ごと受け止めてくれる。
さりげなくフォローして、ちゃんと隣にいてくれる。
――あの時、そばにいるのが君だったなら。
そう思わせる関係性が、とても心地いい。
はなさわ浪雄先生の絵も、
そのやさしさをちゃんと届けてくれていて。
ふとした表情の描き方が好きで、
小泉先生の照れた顔に思わずにやけてしまいます。
仕事で無理をしがちな大人にこそ、刺さるラブコメ。
「わかってるはずなのに、それでも揺れる」
そんな瞬間を、やさしく、楽しく描いた一冊です。
こんな人におすすめ
・仕事では明るく振る舞っているけど、本当は気を張っている人。
・職場用の自分と素の自分を使い分けている人。
・「ちゃんとしてる大人」でいようとして、ちょっと疲れてしまった人。
・ラブコメが好きだけど、少し大人の距離感も欲しい人。
・振り回されたくないと思いながら、つい人に心を許してしまう人。


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