“Some things are too special to explain.”

「説明するには、特別すぎることもある。」
今回紹介するのは『ないしょのストーカーさん』です。
友人、恋人、夫婦。
人に関係を説明するときに
使われる言葉たち。
でも、
…どれにも当てはまらない関係って、
ダメですか?
この話は、
説明するには特別すぎて、
関係性に名前が付けられない関係の話だと思います。
本来、人との関係性なんて、
でかでかと看板を掲げて
他人に言う必要なんてなくて、
当人同士が
『心地良い』が一番だと思うんです。
でも人間って、
相手は自分にとって「何者か?」
「2人を表す言葉は?」
見える形にしなきゃ
不安になっちゃう生き物なんですよね。
この話、
私は『献身』と『救い』が
テーマだと思います。
この人に出会わなければ、
きっとつまらない人生だった。
そんな相手のためだったら、
損得度外視で
あげられるものは全部あげたい。
本当は一番近くで
守ってあげたい。
そんな身を焦すほどの熱と、
相手の幸せのためなら痛みに耐えながらも手放せる覚悟。
その2つが同居した、
とてもせつない
献身の話だと思います。
パズルのピースみたいに、
救う側も救われる側も、
どっちにとっても相手は
自分の中の穴を
埋めてくれる存在だったんだと、
気付かされる物語です。
こんな人におすすめ
・関係性に名前がつかないことに
すこしだけ不安がある人
・「正しい愛し方」より、
その人なりの愛の形に惹かれる人
・読み終わったあと、
胸がいっぱいになる物語が好きな人
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※このブログでは、実際に読んで
「お金を出してもよかった。」と思えた作品だけを紹介しています。
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